GEIDAI ANIMATION 08 ZOOMで作品を上映する学生を、1日2名ずつ紹介していきます!
8人目は「死ぬほどつまらない映画」を制作した関口和希さんです。
8人目は「死ぬほどつまらない映画」を制作した関口和希さんです。
1.お名前と作品名
関口和希
「死ぬほどつまらない映画」
web: http://pikopon.net/
2.大学院入学前はどんなことをしていましたか?
大学でアニメーションを作ったりブログを更新したりしていました。
3.手法と制作プロセス(音についても!)
今回の作品はTVPaintというソフトを使って、全てデジタル作画しています。
音は音環の方に参考音源を聴いていただくなどしてイメージを伝えた後、打ち込みで作っていただきました。
4.制作中の気分転換
ネットショッピング、ネイルアート
5.作品制作のきっかけ
映画を観たあとに、自分の正直な気持ちと、友人の感想や世間の評価との間にギャップを感じることはないでしょうか。最近は、あまり面白くなかったとしてもとりあえずあたりさわりのない肯定的な感想を言っておくか、手放しで絶賛する傾向の人が多い気がします。
純粋な意見交換がしたいと思っても、遠慮している人との間では深い話にはなかなかなりません。遠慮する人は、話の中身よりも周りにどう見えるかの方に気持ちが行っているからです。そういう人との温度差を感じるたびに「まじめな議論や批判的な意見をかわし、和を乱さないようにする姿勢に何か発展はあるのだろうか?今の時代には、正直な感想や気持ちをあまり言ってはいけない空気が蔓延しているのではないか?」と考えるようになりました。
今や多くの人がSNSなどを通して他人のハレ姿ばかり見させられ、いつしか自分も、穏やかで他人に憧れられるような人を目指さなくてはいけないような気にさせられているのかもしれません。そういう風潮の今の世の中だからこそ、自分と周りとの間に温度差を感じてしまった時のやり場のない歯がゆさ・怒りの感情をテーマに作品を作ることに意味があると考えました。
6.自分のチャームポイントは?
鼻の下のすじ
7.今もし8億もらえるとしたらどう遣いますか?
6億9千800万円貯金して、1億は親にプレゼントする。残りの200万でしばらく生活したりお買い物したりする。
8.ボツになった企画
花火大会の警備に、警備員のバイトとして参加した1日の実録アニメ
(とんでもなく長くなりそうだったので見送りました)
ありがとうございました!
関口和希さんの作品「死ぬほどつまらない映画」は、プログラム「一年次作品 2017」にて上映いたします。「一年次作品 2017」は、3月3日から3日間、横浜の馬車道校舎で上映となっています。また、3月11日から渋谷のユーロスペースでも上映予定です。お楽しみに!
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