GEIDAI ANIMATION 08 ZOOMで作品を上映する学生を、1日2名ずつ紹介していきます!
26人目は「闇の絵巻」を制作した髙谷智子さんです。
1.お名前と作品名
名前:髙谷智子
作品名:『闇の絵巻』
2.大学院入学前はどんなことをしていたか?
高校のときグラフィックアートを専攻していましたがデザインが全くできず、友達と映画を撮ったり、一人で変な実写映像やアニメーションを作ったりしていました。
そのあと美大の映像学科に入りましたが、入学してすぐに学びたい人から学ぶ機会を失ってしまったのと、授業でアニメーション(の知識的なこと)についてあまり教わらなかったので、図書館と映像ライブラリに引きこもってアニメーションの勉強をしていました。
3.手法と制作プロセス(音についても!)
今回は立体のストップモーションで制作しました。マルチプレーンも使っていて、そちらは基本的に平面素材を使っています。実際の自然の素材を使っている箇所も多いです。
企画して、人形を作ってから、セットを立てて撮影をして、編集して、という普通の工程です。
音は音楽環境創造科の方に作ってもらいました。何度も打ち合わせを重ねながら、時に大胆に時に慎重に作り込んでいきました。
夏には庭の草むしりをしました |
4.制作中の気分転換
友人と会ったり、家族と喋ることです。散歩したり、お茶をしたり。映画を観たり。寝たり。起きたり。ちゃんと毎日家に帰る。
つらい時は、無理に制作をせず、普通の生活を送ることを心がけていました。
気分転換が下手すぎて、去年度はうまく制作ができなかったのですが、今年度は無理をしないことを意識しながら制作していました。(そのためにスケジュールをしっかり組みました。沢山の人に手伝ってもらいました)
たまに息を抜くというより、毎日のストレスを少なくして、結果的なストレスの蓄積を減らしていった感じです。
あと最近というか、ここ一年くらい、↓のようなくだらないイラストを日課のように毎日書いているのですが、百年の苦悩も吹っ飛ぶのでオススメです。
タスケテ |
5.作品制作のきっかけ
企画で悩んでいた時期、ある教授から「原作ものも良いんじゃない?」と言われ、持っている本を適当に読み漁っていたら今回の原作に出会いました。初めは原作のテーマと映像の親和性を感じ、これを映像にしたいと思ったのですが、作者について調べたり他の作品を読んでいくうちに、私自身が共感できるポイントが見つかったので、その部分を軸にして、企画を練り直していきました。
原作の舞台・伊豆に行ってきたのだ |
6.今ズームしたいこと、最近ハマっていること
お医者さんから呼吸法を教えてもらったのに、それを無視して人から勧めてもらったゲームの実況動画を観て爆笑しながら入眠する、という方法で不眠と中途覚醒を治していたのですが、動画を見る方にハマってしまい、夜更かしが悪化しました。
不眠は改善されました |
7.自分のチャームポイントは?
カメラを持つとハイテンションになるところです。
8.犬派、猫派、クマ派
ありがとうございました!
髙谷智子さんの作品「闇の絵巻」は、プログラム「第八期生修了作品」にて上映いたします。「第八期生修了作品」は、3月3日から3日間、横浜の馬車道校舎で上映となっています。また、3月11日から渋谷のユーロスペースでも上映予定です。お楽しみに!
髙谷智子さんの作品「闇の絵巻」は、プログラム「第八期生修了作品」にて上映いたします。「第八期生修了作品」は、3月3日から3日間、横浜の馬車道校舎で上映となっています。また、3月11日から渋谷のユーロスペースでも上映予定です。お楽しみに!
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