30人目は「There was a man」を制作した山崎萌花さんです。
1.お名前と作品名
山崎萌花、作品名は「There was a man」です。
2.大学院入学前はどんなことをしていたか?
同じように映像作品を作っていました。
今とは違って厚紙を使って作画していたので、切り抜き作業辺りがほんとにしんどかったです。
それ以外だと鉱物標本集めたり、宗教学について学んだり、メディア芸術やら切り絵やらジャンル問わず色々やってました。
3.手法と制作プロセス(音についても!)
4.制作中の気分転換
色んなから揚げを食べてました。
あとナン。
5.作品制作のきっかけ
去年も腕にまつわる作品を作って、まだこのモチーフで作れるものがあるんじゃないかなと思ったのがきっかけでした。去年の作品の続編と言えるかも。
なかなか人の本質が見れない世の中というか、匿名で活動しやすくなったからこそ誰かが何かを偽ってても気づきにくい時代だなと感じていて、私の場合はそんな人たちが腕だけで活動しているように思えたので、この「腕」というモチーフを2年に渡って取り上げてきました。
ありがとうございました!
山崎萌花さんの作品「There was a man」はプログラム「第八期修了作品」にて上映いたします。「第八期修了作品」は3月3日より3日間、横浜の馬車道校舎で上映予定です。また、3月11日から一週間、渋谷のユーロスペースでも上映がございます。
お楽しみに!
6.今ズームしたいこと、最近ハマっていること
制作が終わってからはゲームばかりやってます!
特にPCゲームが多いです。作業の息抜きにも起動しやすくてお手軽だからかな…?インディペンデントゲームって結構面白さもピンキリなので、たくさんあるタイトルの中から面白いものを発掘するのが楽しいです。
その中でもストーリーはあんまり面白くなかったけれどVR機器を手に入れたらもう一度遊んでみたいゲームっていうのが結構あって、箱庭の世界がものすごくよくできた作品なんかはVRでその世界にどっぷり浸ってみたいと思わせてくれます。今ズームしたいことはそのあたりです。
7.大学院で一番面白かったことや、やり残したこと
結構イベントが多かったことです!校舎がちょうど観光地にあるので、外でイベントがある日なんかは作業の息抜きに外に出てみたり、学校内でもイベント好きが多かったので、誰かがご飯を作ったり、誕生日パーティをしていたり、全体的に楽しいことが多かったですね。
ライトアップされている街並みを眺めながら夜帰るのもちょっとした毎日の楽しみでした。
8.修了制作でボツになった企画とかありますか?
体がどんどん鉱物に置き換わっていっちゃう男の話とか、誰かの体のパーツだけが自由に出歩いている街の話とか…体にまつわるアイデアが多かったです。
今回の企画の初期段階では、「宇宙飛行士と原住民と腕と塩の星」の三人によるお話だったのですが、そこから色々と要素を削ったりしていって最終的には「登山家と右腕と塩の山」に落ち着きました。
山崎萌花さんの作品「There was a man」はプログラム「第八期修了作品」にて上映いたします。「第八期修了作品」は3月3日より3日間、横浜の馬車道校舎で上映予定です。また、3月11日から一週間、渋谷のユーロスペースでも上映がございます。
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