司会進行役はアニメーション専攻平面領域ゼミ 山村浩二教授。
ルーペを地図にかざす今年のメインビジュアルのように、それぞれの作家を照らして作品上映と制作活動の紹介、そして白熱のアニメーション談義が展開されました。
その様子をまとめましたので、どうぞご覧ください!👏🐻✨
🔎トーク内容まとめ明日はついに最終日!【アニメーションの思想地図】と題して、山村浩二先生進行で、折笠良さん、ニヘイサリナさん、和田淳さんをお呼びします😊✨👀 三名の作品上映もありますので必見‼️‼️— 矢野 ほなみ (@beansboy63) 2017年3月4日
なお、整理券順でのご案内となります❤️✨#08ZOOM pic.twitter.com/JEAVbC8fJh
和田淳さん、ニヘイサリナさん、折笠良さんのご挨拶と山村浩二先生の進行により始まりました!まずは折笠さんの作品についてお話を伺います!#08ZOOM #アニメーションの思想地図 pic.twitter.com/Ftsuzcpfz4— geidai_08_zoom (@geidai_08_zoom) 2017年3月5日
・折笠良「水準原点」上映。
折笠良『水準原点』(2015) 6分41秒 / 16:9 / カラー / ステレオ、音楽:大和田俊
戦後を代表する詩人石原吉郎の詩「水準原点」(1972)を粘土に刻印し、一年間にわたり撮影した映像作品。
2016年、クロアチアのザグレブ映画祭で日本人の監督作で初めてゴールデンザグレブ賞受賞。同年オタワ国際アニメーション映画祭にて、最優秀実験・抽象作品賞を受賞。
・参考
「茨城新聞クロスアイ」2016年11月24日 記事
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14798988728585
— geidai_08_zoom (@geidai_08_zoom) 2017年3月5日
詩人、石原のシベリア出兵中の詩。書いたことばが体験に追いつかないが、「書くまいとする衝動」の抵抗感が粘土の素材を必要とした。(折笠)#08ZOOM #アニメーションの思想地図— geidai_08_zoom (@geidai_08_zoom) 2017年3月5日
— geidai_08_zoom (@geidai_08_zoom) 2017年3月5日
— 👻 (@j030i) 2017年3月5日日本語の表現で書かれた詩は映像の中で、ダイレクトに文字のモチーフとして扱われ、粘土の海の上を「流れて」くるが…
映像で使われる言葉に対しては?(和田)— geidai_08_zoom (@geidai_08_zoom) 2017年3月5日
海外では英語字幕を見せる。オタワで上映したとき、ニヘイさんが審査員だった。(折笠)
海外のアーティストにも好評だった(ニヘイ)#08ZOOM #アニメーションの思想地図
水準源点は言葉を越えている作品、折笠くんの良いところは他者の作品をリスペクトしつつ、自信の作品の強みになっているところ(山村)#08ZOOM #アニメーションの思想地図— geidai_08_zoom (@geidai_08_zoom) 2017年3月5日
・ニヘイサリナ「Small People with Hats」上映。
ニヘイサリナ『Small People with Hats』(2014) 6分51秒/Sound Design by Horret Kuus B6 STUDIOS
イギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・アート修了作品。
英国や東欧をはじめ各国の短編映画祭で多数の受賞。
・参考
Sarina Nihei ウェブサイト
http://cargocollective.com/sarinanihei/Small-People-with-Hats
「paragy」2017年1月11日 記事
https://paragy.com/small-people-with-hats/
SMALL PEOPLE WITH HATS from Sarina Nihei on Vimeo.
(トークに戻り)「まず和田くん、どうですか。(山村)」
ニヘイさん作品について— geidai_08_zoom (@geidai_08_zoom) 2017年3月5日
和田「よくわからないんですけど…(一同笑)どうやって組み立てましたか?」
ニヘイ「ストーリーボードに時間をかけている。決めたら変えない。」#ニヘイサリナ #08ZOOM #アニメーションの思想地図
折笠「登場人物の無表情な顔はこうじゃなきゃダメ?」— geidai_08_zoom (@geidai_08_zoom) 2017年3月5日
ニヘイ「笑ってる顔とかは、自分で描くと嘘くさくなる感じがする。それ以外のことで伝えようとしている」
山村「それこそ生い立ちから聞きたい…」#08ZOOM #アニメーションの思想地図
折笠「今日の裏テーマは和田さんが何回ニヘイさんを笑わせるか…!」#08ZOOM #アニメーションの思想地図— geidai_08_zoom (@geidai_08_zoom) 2017年3月5日
和田「生い立ちは関係ないけど、無表情のほうが伝えやすいというのはわかる。」#08ZOOM #アニメーションの思想地図— geidai_08_zoom (@geidai_08_zoom) 2017年3月5日
折笠「同一のものが2個とか3個出てくるのはなぜ?」— geidai_08_zoom (@geidai_08_zoom) 2017年3月5日
ニヘイ「数にこだわってるのではないが、キャラクターの関係性に謎を持たせるため、キーポイントを入れている」#ニヘイサリナ #08ZOOM #アニメーションの思想地図
具体的なテーマ、イメージボードにはどういうワードを書いてるのか(山村)— geidai_08_zoom (@geidai_08_zoom) 2017年3月5日
→不条理な環境で過ごすもの、ことを描かずにはいられない。イメージボードにはポエムのようなイメージになるワードを書く(ニヘイ)#08ZOOM #アニメーションの思想地図
山村「テーマとなる言葉について」— geidai_08_zoom (@geidai_08_zoom) 2017年3月5日
ニヘイ「絶望と不条理感。イメージを想起させる言葉を書き起こす。おもに結論に至るまでの中間部分について書いておく。メモはカオスですけど…」#ニヘイサリナ #08ZOOM #アニメーションの思想地図
折笠「平気で刺し殺す、イギリスの作品には多い…?」— geidai_08_zoom (@geidai_08_zoom) 2017年3月5日
ニヘイ「殻を破るような衝動的な行為として。エンターテイメントにしたい、大きなテーマを伝えたい目的のため。イギリスも関わってるかも…。世界で起こっているニュースはチェックしています」#08ZOOM #アニメーションの思想地図
— geidai_08_zoom (@geidai_08_zoom) 2017年3月5日
Priit PÄRN(プリート・パルン)ニヘイさんの作品を見て、プリート·パルンの作風や影響を受けていると感じる。ニヘイさんも和田くんもエストニアの作家の影響を受けているようですが、それぞれどこに惹かれていますか?(山村)#08ZOOM #アニメーションの思想地図— geidai_08_zoom (@geidai_08_zoom) 2017年3月5日
1942年生まれ、エストニアを代表するアニメーション作家。代表作は「草上の朝食」「ホテルE」など。
・参考「プリート・パルン Animations 座談会」
http://www.animations-cc.net/talk/i014-parn01.html
— geidai_08_zoom (@geidai_08_zoom) 2017年3月5日
(エストニア作品について)— geidai_08_zoom (@geidai_08_zoom) 2017年3月5日
ニヘイ「読み解こうと思っても答えが出ないが、エンターテイメントであり、ストーリーの核、謎のバランスに惹かれている」
山村「パルンは戯画として検閲から隠して描いている…その部分の不条理さとは違うかな」#08ZOOM #アニメーションの思想地図
ニへイさんが持つ不条理とパルンの不条理の違い…それは個人というよりも、時代背景や政治性にもよるのでしょうか。
・ニヘイサリナ「Whitney-Polly」上映。Whitneyによる楽曲 "Polly"のミュージックビデオ(2016年リリース)、 3分35秒
ニヘイさん、はじめにゲイのカップルが出てくる、というお題でアメリカの音楽レーベルからの依頼で作った作品を上映。#08ZOOM #アニメーションの思想地図— geidai_08_zoom (@geidai_08_zoom) 2017年3月5日
山村教授、ここでお仕事の話に質問を切り替え。
三人はフリーランスで仕事されてますが、和田くんは大学で教える仕事をしていますね。どうですか?(山村)#08ZOOM #アニメーションの思想地図— geidai_08_zoom (@geidai_08_zoom) 2017年3月5日
(この続きは次の記事で!!)
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